お知らせ
2024.04.09 【サンライズ大泉】
東京都練馬区西大泉にある特別養護老人ホームサンライズ大泉の嶋崎美咲(Misaki)さんが、全国老人福祉施設協議会が主催する「第16回介護作文・フォトコンテスト」で最優秀賞、そして、東京都社会福祉協議会 東京都高齢者福祉施設協議会主催の「東京の介護って素晴らしいグランプリ2023」の写真部門で入賞(2年ぶり2度目)をいただきました。
最優秀賞を受賞した写真
いつもサンライズの日常の一瞬一瞬をとても素敵な写真におさめて発信してくれているサンライズのフォトグラファーMisakiさんへインタビューをしました。
写真を撮った際の背景が一瞬でフラッシュバックしました。
嬉しさと同時に背景・情景が昨日のことのように思い出されて「この満面の笑顔の先に誰がいると思いますか?!」と熱い思いが溢れて止まらなかったです!
この写真は敬老のお祝い会でのワンシーンですが、花束を贈る施設長、そして周りを取り囲むケアワーカーさんの歓声と拍手と、毎日を一緒に過ごすご入居者の皆さんの笑顔がありました。
私はこの写真を見るたび、あのときの空気感と歓声が思い出されて優しい気持ちなります。
スチールに音を乗せることはできませんが、その場の雰囲気丸ごと切り取ることをテーマに、見た人が音声まで想像できるようなイメージで撮影しました。
私は写真の無修正仕上げにこだわっていて、その都度色温度を合わせて撮影しています。そのため動きのある現場では調整に時間を取られ、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうことが多いです。
この写真も遮りや動きのあるなかでの撮影だったため、突然訪れたシャッターチャンスに直感で色合いを決めました。構えたポジションが生憎の逆光で焦りましたが、モデルがふんわり浮き出るように夢中でF値を合わせたのを覚えています。
結果逆光がうまく作用し想像以上の柔らかさを出すことができました。
これからも現場のドタバタや日常の空気感、自然光で時間帯を表現できるように、ますます“暇さえあればカメラ触っている人”になって、瞬間をキャッチしていきたいと思います。
敬老会に参加できた看取りの方を嬉しそうに見守るスタッフ(Misakiさん撮影)
スタッフ紹介の写真(Misakiさん撮影)
福祉の現場は外から見えにくいので、写真を通して心に残るシーンを切り取ることができたらいいなといつも思い描いています。
その写真とともにメッセージを発信することで、私も後世に福祉の種をひとつ撒けたような気がするからです。
サーカスShop&caféの様子(Misakiさん撮影)
ケアワーカーさんの働く姿はとても美しくて、一人ひとりが仕事に捧げる使命感と、寄り添うご入居者との絆に思わずファインダーを覗きながら涙が出ることもあります。
そのような心温まる瞬間を、これからも社会福祉法人サンライズのフォトグラファーとして発信していきたいと思います。
マスク越しでも表情が分かる写真(Misakiさん撮影)
写真で一番難しいのは、モデルさんの緊張を解くことです。
今回撮れた奇跡の一枚は、ケアワーカーさんとご入居者の日ごろの信頼関係があってこそです。
「みんなで撮った奇跡の一枚」をこのたび推薦応募していただいたことで受賞することができました。モデル吉田明子さんのファンの皆さんと、この写真を愛し推してくださった皆様へ、この場をお借りして感謝をお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました。
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