お知らせ
2024.11.05 【ひので理想郷の園】
東京都日の出町の在宅サービスセンター「ひので理想郷の園」では、日の出町の本宿小学校6年生との交流会を開催しました。
日の出町は、東京大学との官学連携事業として、東京大学大学院医学系研究科と「高齢者にやさしい地域づくり」に関する覚書を締結しました。「認知症に対する正しい知識の普及・啓発」と「高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる地域づくり」を目指しています。
その一環として、本宿小学校では、福祉・高齢者・認知症について学んでおり、今回はこれまで学んだことを生かす場として、高齢者の生活の様子や、生活を支える人を知ることを目的に、6年生30名がひので理想郷の園にやってきました。
はじめにデイサービスの役割や、お年寄りへの接し方などを伝えたのちに、ご利用者の皆さんと約1時間の交流を行いました。
ご利用者がお話される主な時代は、今から約80年前の昭和初期の日本。こども達にとっては、教科書やテレビで見ていた世界。新鮮かつ驚きの表情で、真剣にメモを取っていました。
ご利用者の皆さんも、小学生とお話しできることに「こどもたちと話すのはやっぱり楽しいね」「真剣に聴いてくれるからこっちもたくさんお話ができたよ」と、笑顔でおっしゃっていました。
最後に、こどもたちは皆「日の出町が大好き!日の出町はぼくたちに任せてください!」と力強く話してくれました。
後日、副校長先生より「今回の交流会を通して、こども達の高齢者に対する意識が変わりました。行く前は、知らない人と話すことに怖さを感じていた児童が多かったのですが、交流会を通して、話すことが楽しかったと感想を述べていました」とお言葉をいただきました。
高齢者になっても、認知症になっても日の出町で安心して暮らし続ける社会のために。町で困っている人に出会ったとき、今回の経験で「自分でできる手助け」ができるきっかけになればいいなと思います。
日の出町にある「在宅サービスセンター ひので理想郷の園」は、ご自宅への送迎からお食事、ご入浴、機能訓練は勿論、グループワークやレクリエーションなど、多彩なサービスをご用意しています。
見学も随時受け付けておりますので、ご希望の方はどうぞお気軽にご連絡ください。
「在宅サービスセンター ひので理想郷の園」の詳しい情報や見学のお申し込み・お問い合わせは以下のサイトをご覧ください。